福島市出身。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。在学中宮城賞、同声会賞受賞。同大学院音楽研究科修士課程修了。NHK邦楽技能者育成会第55期修了。第17回賢順記念くるめ全国箏曲祭コンクール第2位受賞。NHK邦楽オーディション合格。NHK-FM「邦楽のひととき」「邦楽百番」出演。 「和楽器ルネサンス」(2018年)にて一柳慧作曲『密度』を、「ぎふ未来音楽展」(2019年)にて『秋の連歌—箏独奏のための—』『臨界域—三絃独奏のためのー』を演奏し作曲家自身の助言を受け研究、研鑽を積む。これを契機に一柳氏の音楽に共感を覚え、2021年にCD「寺井結子プレイズ一柳慧邦楽作品集」(カメラータ・トウキョウ)を発売。『レコード芸術』2022年1月号にて“特選盤”、『音楽現代』2022年2月号にて“推薦盤”、読売新聞や朝日新聞でも取り上げられる等、現在好評発売中。 古典から現代作品まで幅広く取り組むと同時に、邦楽の普及のための教育活動も積極的に行い、日本独自の音楽の魅力を広めるために活動している。 生田流箏曲宮城社大師範。(公社)日本三曲協会所属。邦楽四重奏団メンバー。